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Case Study

事例紹介

スマートグラスを活用したリアルタイム翻訳デモの実施

  1. AI
  2. ウェアラブルデバイス
  3. クラウド
  4. 音声認識

スマートグラスの業務活用の可能性を探るため、リアルタイム翻訳機能を備えたデモプログラムを開発しました。クラウドに翻訳サービスを構築し、スマートフォンから音声を送信して翻訳結果を取得、その結果をスマートグラスに表示する仕組みを検証しました。

課題と背景

グローバル化に伴い、現場で外国語を扱う機会が増えています。しかし、翻訳作業に手間がかかることや、両手が塞がる作業中に翻訳結果を確認できないことが業務効率を下げる要因となっていました。スマートグラスを活用すれば、ハンズフリーで翻訳結果を確認でき、現場でのコミュニケーションを大きく改善できる可能性があります。

ご提案内容

今回のデモでは、クラウド上にリアルタイム翻訳サービスを構築。スマートフォンのマイクで取得した英語音声をクラウドに送信し、日本語に翻訳した結果を即座に返却する仕組みを作りました。その結果をスマートグラスに表示することで、作業者が手を使わずに翻訳内容を確認できる環境を実現しました。

導入の効果

デモを通じて、外国語での会話をほぼリアルタイムで理解できることを確認しました。特に、両手が塞がる現場での翻訳表示や、接客などスムーズな対応が求められるシーンで有効性が期待されます。さらに、会話の内容に応じて適切な応答例や関連情報を自動で表示することで、利用者を補助できる可能性も確認できました。今後、翻訳精度やネットワーク環境への最適化が進めば、教育現場・工場・観光業など幅広い分野での実用化が期待できます。